昔のケータイサイトの方で書き散らしてたのがあったので、載せてみました。。

  • バーチャル・ガール

書いた人:エイミー・トムソン
     ハヤカワSFで出てます。

 主人公のマギーはライトブロンドの髪に、碧と青のオッドアイを持つAIのアンドロイド。
彼女を造ったアーノルドはコンピューター(ネット)オタクの青年で、大富豪で支配的な父親から逃げている。。。
 時代は近未来、AI法が施行され、自意識を持つコンピューター(というかプログラム?)の製造、使用は禁止され、施行前に造られたプログラムも固く自意識を封じ込まれている。

 ああもうこんなこと書くと、どうせ最後はマギーとアーノルドがくっついておちまいなんだろ〜とおもいますだろう?
どんな右翼曲折をたどろうともそのようになるのが日本のアニメの お 約 束 ですが・・・
 この本そうでありません。マギーちゃんそんなお手軽な女じゃありません。
 はじめはアーノルドだけが世界のすべてですが、自意識をもち、自分の人生を生きるおんなになるんです。いいですよぉ。女の自立の物語でもあるんですよぅ。
 ああもう、百聞は一見にしかず。

いいから読め。

萌 え て  な い で 読 め 。

  • スチール

 なんかうろんな感じ〜。
 新宿の24時間制ロッカールームのロッカーに閉じこもる主人公が、こう・・・最後には自分の中に閉じこもるんではなくて、外に出て行こうみたいな・・・?
 よくわかんない・・・。
 ん〜っと、主人公はホテルでオ○ニーショウを見せるよーなあやし〜バイトしてホモのおっさんの顔に×液かけたり、そのときの客だったヤローが主人公の高校に教師として来て、さらにそいつに言い寄られちゃったり・・・。
 でもでもBL違います。
つーか主人公さめすぎ、だから話全体がうろんな感じになるんだ。

 要するに『家畜人ヤプー』の女版なわけだわよ。
でも変態度はヤプーに遠く及ばないかんじ・・・。
ヤプーはストーリーは崩壊気味だったけど、変態さんのイマジネーションだけで読む価値アリって感じだったけどオルガスは変態イマジネーションも今一歩ならストーリーも(崩壊していないにしろ)いま一歩だ。
 カスタムメイドガールインクってとこで男の都合のいいように改造された女の子が主人公なんだが、巨大な紺碧の瞳をもつ少女、胸に六つあごに一つの乳房を持つ少女、乳房がタバコいれとライターになった少女に猫娘・・・ファックイージーバー、SMテレビ、セックスマシーン・・・どれも魅力的なのだがやっぱりいまいち詰めが甘い・・・。
 多分作者がそれらに対してのフェティッシュな思い入れがないからだろうな。