蹴りたい背中

 『蹴りたい背中』 綿矢りさ 河出書房新社

 まず最初に一言。「社会適応してないくせにエラソーにしてんじゃねーよ!」

そういうこと言っちゃオシマイですかね?それも個性と認めてあげるべき?それとも、もっとやさしく社会に適応できるようにしてあげるべき?

どっちもなんか違うと思う。
てか、アタシがこんなに拒絶反応起こしてるのは、はたからみたらアタシもこの主人公みたいだった時期があるからだと思う。
でもアタシはこんなにひねくれて無かったよ。ただ特にグループになろうと思わなかっただけ。友達だっていたし、クラスに仲のいい人がいなくても別に気にならなかった。先生は気にしたみたいだけどね。

話がそれた。感想、結論は、女の子の視点からで、女の子がうじうじしてる諸説って無かったから新鮮だったんじゃない?
あと、女の子のとがった感じが今風だと思ったんじゃない?